水のトラブル解決法Q＆A｜大津菊陽水道企業団（公式ホームページ）

赤い水が出る時は？

黒い水が出る時は？

黒い異物が出る時は？

アルミニウム製容器の内面が黒変化する時は？

浴室のタイルや水切りかご等が黒くなる時は？

哺乳瓶の乳首が黒くなる時は？

魔法瓶の中が黒くなる時は？

白い水が出る（数秒後に透明になる）時は？

白い水が出る（煮沸により、油膜発生、白濁する）時は？

アルミニウム製容器の内面に白い斑点が発生する時は？

やかん、加湿器の吹出し口周辺、蛇口等に白い固形物が付着する時は？

氷の中央部に白い固形物が発生する時は？

白い異物がでる時は？

浴槽の水が青く見える時は？

洗面所やタイル等が青くなる時は？

緑色の浮遊物が流出する時は？

水が青い（ほかに緑色、桃色）時は？

米のとぎ汁が薄緑色になる（うぐいす色）時は？

飲み残しのお茶が紫色になる時は？

ふきんが紫色になる時は？

浴室のタイルやトイレ、洗面所の衛生陶器がピンクになる時は？

カルキ臭（塩素臭）がする時は？

金気臭がする時は？

シンナー臭、灯油臭がする時は？

カビ臭がする時は？

油様臭がする時は？

腐敗臭、下水臭がする時は？

消毒液臭がする時は？

収れん味・苦味・渋味がする時は？

ガラス製容器に光る針状浮遊物がある時は？

汲み置きした容器がヌルヌルする時は？

泡立ちがしばらく放置しても消失しない時は？

灰色の異物が出る時は？

残留塩素が検出されない時は？

魚がへん死する時は？

濁り、砂、砂利が混入する時は？

ミミズ、ユスリカ等の微小生物が混入する時は？

水源生物の漏出が認められる時は？

原因	水道管内の鉄サビが流出することで、赤い水が発生することがあります。
対策	給水管の老朽化や工事による断水の影響などが考えられますので、発生した場合は企業団までご連絡ください。 ※鉄分は必須栄養元素で毒性が弱く、通常の摂取量では人体への影響はありません。

原因	水道水に溶存しているマンガンイオンが残留塩素で酸化し、流動変化等で剥離するために黒い水が発生することがあります。
対策	毎日水道を使用する家庭では発生することは少ない現象ですが、配水管内に滞留した水が原因の場合もあります。もし、黒い水が発生した場合は企業団へご連絡ください。

原因	止水栓、給水栓のゴムパッキンや加圧タンクのゴム製部品の劣化による剥離等が考えられます。
対策	劣化したゴムパッキン等の交換を行う必要があります。その他、配水管工事の際に切りくずが流入する場合もありますので、発生したときは企業団へご連絡ください。

原因	アルマイト加工されたアルミニウム製品の被膜が、空焚きや金属たわしの使用で破損・劣化し、水道水の鉄・銅と反応、黒く変化するもの。※アルミニウムの黒変化現象。
対策	アルミニウム製品のお手入れには、柔らかいスポンジ等を使用してください。ただし、長期使用による｢アルミニウムの黒変化現象｣はさけられません。 ※人体には無害です。

原因	浴室のタイル、トイレ、洗面所、ホースの内面、タオルなど常に湿った状態にある環境では、空気中の細菌やカビ等が繁殖しやすく黒く着色することがあります。 ※このカビはクラドスポリウム菌、オーレオバシディウム菌等で衛生的によい状態ではありません。
対策	清掃や換気を充分に行うことで、カビの発生を抑えることができます。 ※カビ除去用の洗剤を使用するときは、使用方法に注意してください。

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水のトラブル解決法Q＆A

こんなときは？（Q&A）

原因	給水管や給湯設備に銅管が使用されている場合、銅が溶出して乳首のゴム成分の硫黄と反応し、硫化銅が形成黒色に変化するものです。また、空気中の雑菌等が原因となる場合もあります。
対策	哺乳瓶の乳首をよく洗って乾かしてください。黒く変化した場合は、乳児が使用するものですので、新しいものと交換してください。

原因	銅管を使用されている給湯設備から直接お湯を注ぎ足すと、銅が溶出し、はじめは青く付着量が多くなるにつれて黒くなることがあります。
対策	給湯設備から直接お湯を入れずに、水道水をやかん・ポット等に移して、お湯を沸かすようにしましょう。

原因	水道水をコップに入れ、下の方から徐々に透明になる場合は空気によるものです。給湯設備の場合は、水道水が急激に加熱され、溶存している空気が放出されることで白濁しやすくなります。
対策	空気白濁は、水を送るために加えていた圧力が、容器に水を入れたことで圧力がなくなったため、溶けていた空気がでてきたもので、水質異常によるものではなく、安全性の上で問題はありません。

原因	亜鉛メッキ銅管から溶出する亜鉛によるもので、煮沸により水の表面に油膜が形成されます。この場合、管内では腐食が進んでいますので、時間と共に赤水が発生します。
対策	亜鉛の溶出が見られる場合には、給水管の交換等が必要です。

原因	アルマイト加工されたアルミニウム製容器の被膜劣化で起こります。アルミ素地が露出し、空気や酸素と結合することで、白い水酸化アルミ二ウムが形成されるものです。
対策	空焚きや金属たわし等で洗ったりせずに、スポンジ等のやわらかい物を使用しましょう。 ※水酸化アルミ二ウムは水に溶解しないので、安全性に問題はありません。

原因	水道水のカルシウム、マグネシウムなどの硬度成分等が煮沸することにより固体化するものです。
対策	硬度の高い水質ほどこの現象が多く見られますが、水のミネラル成分であるため、安全性に問題はありません。

原因	水は外側から徐々に凍ってゆくので、水道水中に溶けている空気やミネラル分が中央部に濃縮され、白い浮遊物となって残るものです。
対策	空気やミネラル分であるため、安全性に問題はありません。

原因	水道管の接合に使用したシール剤の剥離や、モルタルライニング管の内面保護用樹脂等の保護膜の剥離が考えられます。
原因	一時的な現象の場合は、器具のストレーナ部の掃除を行うことで解消されますが、配水管側に起因することもありますので企業団へご連絡ください。

原因	海や湖が青く見えるのと同じで、太陽光線の可視光線によるものです。 ※この現象は、白色系の浴槽で多く見られ、給湯設備の銅管から銅が溶出している場合は、シャワーカーテン等にも青い着色をおこすことがあります。
対策	可視光線による場合は水の着色ではないので、水質的な問題はありません。 ※ただし、給湯設備に起因する場合は、お湯を飲用に使用しないでください。

原因	給湯設備に使用している銅管類、青銅部材（砲金）、黄銅（真ちゅう）から銅が溶出し、石鹸の脂肪酸等と反応して青色の｢銅石鹸｣が生成され、洗面所やタイル等に付着することで起こります。
対策	銅の溶出が著しい場合は、給水管の取替えが必要です。 ※着色したタイル等の清掃は、約10％のアンモニア水を少量滴下後、よく拭取って食酢で中和し、洗い流すと効果的です。

原因	高い建物の屋上にあるＦＲＰ製の高置水槽などは、光を通しやすく、定期的な清掃が不備な場合に内壁に藻類が繁殖し、藻被という膜が剥離し給水栓から流水する場合があります。
対策	貯水槽設備（受水槽・高置水槽）の設置者は、適正な管理を行ってください。 ※アパートなどでは、建物の管理会社へ問合せしてください。

原因	給湯設備で、不凍液を使用している二回路式ボイラー内の配管にピンホール（穴）が発生し、エチレングリコール等の不凍液が温水中に混入し、水道水が青色等に着色することがあります。
対策	この場合、非常に危険で飲料できませんので、直ちに給水を止めボイラー設置業者へ点検を依頼し改善してください。

原因	水道水のアルカリ分が高いと、米のとぎ汁と反応して薄緑色になることがあります。 ※pH値8.5～9.0になるとこの現象が起こります。
対策	新築のマンションなどのコンクリート製の受水槽等からアルカリ分が溶出する場合が考えられます。受水槽の充分なあく抜き、水道水の停滞解消が必要ですので、管理会社へご連絡ください。

原因	水道水の鉄分がお茶の成分（タンニン）と反応し、紫色のタンニン鉄が生成されることで起こります。
対策	水道管の腐食により鉄が溶出するために起こり、すでに赤水障害が発生している場合が多い現象です。原因個所を確認し、対応が必要ですので企業団へご連絡ください。 ※タンニン鉄自体は有害ではありませんが、空気中の雑菌が繁殖しやすいのでご注意ください。

原因	空気中の細菌やカビ等の雑菌類が、汚れや湿気を帯びたふきんで繁殖し、紫色のシミになるものです。 ※梅雨時期や高温多湿の環境で発生します。
対策	ふきんを充分に洗浄し、雑菌が繁殖しないように乾燥させてください。 ※定期的に煮沸消毒することも効果的です。

原因	空気中の浮遊雑菌のうち、霊菌と呼ばれる細菌が汚れや湿気の多い浴室等で繁殖すると、ピンク色の色素を形成することがあります。
対策	清掃や換気を充分に行うことで、カビの発生を抑えることができます。 ※カビ除去用の洗剤を使用するときは、使用方法に注意してください。

原因	水道水は法律により、塩素消毒が義務付けられているため、残留する塩素によって塩素臭を感じることがあります。配水地域や個人差によって多少の差はありますが、衛生的に給水されていることを意味しているものです。
対策	塩素臭は水道水が病原菌等の汚染から守られた安全な水の証拠ですが、どうしてもこの臭いが気になる場合は、煮沸後に冷やすことで軽減されます。

原因	水道水に鉄、銅、亜鉛等の金属成分が多く含まれている場合に発生します。特に配管中での滞留時間が長いとき、溶出した金属成分が金気臭を発生させます。 ※水源に地下水を使用している場合に、鉄細菌の存在で金気臭が発生する傾向があります。
対策	臭気が取れるまで、しばらく飲料以外に使用する方法もありますが、腐食の進んだ給水管では取替えが必要です。 ※鉄分は水道水の塩素消毒により、通常摂取での問題はありません。

原因	塗装などの工事等で使用した塗料や接着剤、シンナーや灯油等が土壌に染み込み、給水管を侵して水道水に影響を与えることがあります。
対策	この場合、臭気のある水道水の飲用はできません。原因を特定し、給水管の洗浄・取替え等が必要です。

原因	停滞水域の湖沼や貯水池で、夏期に藍藻類や放線菌のある種が異常繁殖を起こし、カビ臭障害を起こすことがあります。 ※企業団の水源には湖沼・貯水池はありません。
対策	カビ臭は、腐敗菌や病原菌のような不衛生なものではなく、河川や湖ならどこにでもいる微生物が細胞内で産生した物質であり、安全性に問題はありません。一般には活性炭による除臭処理が用いられます。

原因	家の水道管工事で使用する切削油に起因するもので、工事終了後、給水管に臭いが付着している場合が考えられます。
対策	上記以外にも、受水槽の汚染やクロスコネクションの可能性もあり、現地調査が必要ですので、企業団までご連絡ください。

原因	受水槽への汚染混入やクロスコネクションの可能性が疑われます。
対策	腐敗臭・下水臭を感じられた場合は飲用せず、企業団へご連絡ください。

原因	フェノール樹脂製のやかん蓋のノブ等と塩素が反応して発生することがあります。その他、鉄分の多い水質の水道水でお茶をいれると、発生することがあります。
対策	樹脂部分が取替え可能であれば、部品を取替える。※水質に関しては、企業団までお問合せください。

原因	金気臭と同様、給水管や給湯設備から鉄、亜鉛、銅等が溶出することで起こり、特に開栓時や水の停滞する管末で見られる現象です。
対策	開栓時の水をしばらく飲料水以外に利用するなど、一時的な対策はできますが、給水管等の取替えが必要です。

原因	｢フレークス現象｣と呼ばれ、水道水中のマグネシウムとガラス容器のケイ酸が反応して生成されたケイ酸マグネシウムが沈着し、水中に剥離したものです。
対策	ガラス容器に食酢を約10倍に薄めて入れ、一時間ほど置いてから柔らかいブラシで洗うと効果的です。 ※お湯を何回も注ぎ足して使用すると発生しやすくなります。

原因	時間と共に残留塩素が揮散し、容器内で雑菌が繁殖したためにヌルヌルとした感触になります。
対策	長時間の汲み置きは避け、容器はよく洗って乾燥させてから保管しましょう。

原因	勢いよく水を出すと水流に空気が巻き込まれ、泡立つことがありますが、しばらく放置すると消えます。もし、泡が消えない場合は、食器等に付着した洗剤が原因と考えられます。
対策	洗剤は適量で使用し、よく洗い落としてください。

原因	配水管や給水管の工事の際、塩化ビニール管布設時の切り屑およびシールテープ等が剥離した場合に起こることがあります。
対策	異物を確認した場合は、すぐに企業団へご連絡ください。

原因	水道使用量の少ない末端の配水地域では、水が停滞しやすく、残留塩素が検出されにくい場合があります。また、貯水槽設備の設置してある施設等で水道使用量が少ない場合にも、残留塩素の低下が生じることがあります。
対策	配水管網の場合は、管内の水道水を循環させるなどの対応を行います。また、貯水槽設備を設置している場合は、定期的な水質検査と適正な管理・運用が必要となります。

原因	水道水の残留塩素が原因となる場合と、水槽の水の入れ替えの際の急激な水温・水質差等の環境変化も影響します。
対策	残留塩素の除去方法として、太陽光で揮散させた後に使用するか、または、市販の塩素除去剤などを使用する方法があります。

原因	水道管の工事の際には、接続後に洗管作業を行いますが、少量の砂や砂利が残る場合があります。また、マンション等の貯水槽設備では、管理不良により発生する場合もあります。
対策	濁りや砂等の混入が発生したときは、企業団へご連絡ください。

原因	もともと水道水に混入していたのではなく、外部からの侵入が原因です。貯水槽設備の管理不備、あるいは水抜き栓、及び不凍給水栓の根元が漏水し、開閉の際に侵入する場合もあります。
対策	排水の混入が疑われるケースでは、飲用に使用せず、すぐに企業団へご連絡ください。